運航乗務員/副操縦士
2021年入社
この仕事を選んだ理由は?
責任と達成感の大きさに惹かれた
高校卒業後は大学で機械工学を学ぶつもりでいましたが、進路を考える中でパイロットを養成する大学があることを知って興味を持ち、調べるうちにその魅力に引き込まれていきました。お客様の命をお預かりし目的地まで送り届けることは、その人の想いも一緒に届けるということです。責任は重いけれど、きっと達成感も大きいはずと考え、パイロットを一生の仕事にしようと考えました。
数あるエアラインの中からPeachを選んだのは、会社説明会で「アジアのリーディングLCCを目指す」という言葉を聞き、これからどんどん成長していく会社だと感じたからです。伸びしろのある環境なら、自分も共に挑戦し、成長していけると考えて入社を決めました。
仕事内容・苦労・魅力について
厳しい訓練を終え、夢を叶えた瞬間
入社後は、オフィスや空港での研修を経て副操縦士昇格訓練を受けました。学科に加え、シミュレーターでの操縦体験や実機を用いた操縦訓練を重ねましたが、操作の一つひとつが難しく、自分の実力との差を感じました。その後、実際のフライトにおいてOJTを受けたときには、目の前のことで頭がいっぱいになって周りへの気配りができず、仕事の厳しさを痛感しました。
そんな厳しい訓練の日々を乗り越えられたのは、同期の存在があったからです。訓練が終わるたび、さまざまな考え方を持つ同期と、何ができて何ができなかったかを話し合い意見交換できたことで、改善に向けてポジティブに前進することができました。
訓練を終え、2023年4月には副操縦士に昇格することができました。決して楽な道のりではありませんでしたが、高校時代から思い描いていた夢が叶い、言い尽くせないほどの達成感を味わうことができました。
初フライトは沖縄への往復便でした。私の家族を招待すると、フライト後に母が涙を流して喜んでくれ「ひとつ親孝行ができた」と胸が熱くなりました。
安全を守る、愛される機長を目指して
副操縦士になってからは一気に責任が重くなったと感じています。日々、お客様の命を預かっているという緊張感を持ち、これまで学んできたことを一つひとつ着実にこなしながら、機長ともコミュニケーションをしっかりと取って運航にあたることを心がけています。
また、安全性だけでなく、定時運航やお客様が快適に空の旅を楽しめることも大切です。フライトでは適切な高度や速度を常に考えながら「安全性」「定時性」「快適性」の3つを追求しています。
また、緊張感を持ちながらも、仕事への楽しさも日々感じています。コックピットで操縦している間は、雲ひとつない青い空が眼前に広がっているのです。その絶景を見られるのはパイロットの特権ですね。
これからも私は、安全を守れるパイロットであり続けたいと思っています。そのためにもスタッフとのコミュニケーションを積極的にとり、クルーから気軽に相談してもらえる愛される機長を目指します。
Peach人に必要なことは?
日々、アップデートすること
Peachはまだ成長中の勢いのある会社なので、仕事に関わる情報はどんどんアップデートされ、状況は刻々と変化しています。その環境の中で、言語も文化も違う経験豊富な仲間が働いているため、自分自身も状況に応じて柔軟にアップデートしていくことが大切です。自分一人の知識や経験にとらわれず、たくさんの人とコミュニケーションをとり、その人の経験を吸収していけば、自ずと会社と一緒に成長できると思います。
座右の銘