運航管理者
2012年入社
この仕事を選んだ理由は?
胸を張って「陸のキャプテン」を
名乗れるようになりたかった。
18歳で日本へ留学し大学・大学院を卒業したあと、日本の航空会社に就職し海外支店で数年勤務しました。その時に運航管理者という存在を知り、「陸のキャプテン」と呼ばれることもある、航空業務の中でも重要なやりがいのある業務だと感じました。その後努力を重ね、国家資格を取得しました。しかし、資格を活かし活躍する舞台になかなか巡り合えず、自分には運航管理部門であるオペレーションコントロールセンター(OCC)で働くチャンスはないのかなと諦めかけていました。
そんな時にPeachの運航管理者の募集を目にしてすぐにチャレンジした結果、「陸のキャプテン」になるという夢の実現に向けた第一歩を踏み出すチャンスをモノにしました。運航管理者というポジションに惹かれての転職でしたが、チャレンジし続けるPeachでの仕事のスタイルに加え、効率的で無駄のない仕事の進め方も自分には合っていましたね。
仕事内容・苦労・魅力について
フライト前から離陸後まで
キャプテンを支える
運航管理の仕事は大きく分けると2つあります。ひとつ目は、出発前の運航便の飛行計画(フライトプラン)をつくること。天気や時間、空港の混雑状況などをもとに、高度や燃料、ルートなどの計画を作成し、運航乗務員の方々とも連携し最終的な計画を立てていきます。時には意見が一致しないこともありますが、そうした際は「より安全な選択をする」という基準で計画を決めます。運航乗務員と、とことん本気で話し合うのはとてもエネルギーを使いますが、不安要素を拭い去るためには絶対に欠かすことのできない必要なプロセスです。
ふたつ目は、離陸後の飛行監視。目的地周辺の天候が急変し、地震や火山の噴火など予期せぬ事態が発生した際に、どう対処するのが最善なのかを提案します。最終的には機長が判断を下しますが、考えられる選択肢の中から最善のものを提案し、安全に導くという責任のある仕事です。
地上にいても、
気持ちは飛行機に乗務している
この仕事は、乗客の安全を左右することもあり常に判断力が求められます。正解がひとつではない仕事なので、「運航便が安全に着陸できることが何よりの正解」だと考えて判断することを心掛けています。
常にお客様の安全と向き合う仕事ゆえに責任は計り知れない程大きいですが、無事に離陸・着陸できたときの達成感と充実感も言葉では言い表せないほど大きいです。地上勤務であっても、運航乗務員と客室乗務員とともに飛行している想いで、一便一便の運航に彼ら彼女らに引けを取らない責任感と緊張感を持って臨んでいます。機長から「ありがとう、助かったよ」と声を掛けられると本当にうれしいですね。運航便の最高責任者である機長と対等に話し合えることにもやりがいを感じることができます。自分の親の年代よりも上の機長も少なくないので、当初はなかなか意見を言えなかったこともありましたが、今では自信を持って計画を提案できるようになり、信頼関係も築けてきました。
Peach人に必要なことは?
チャレンジ精神
チャレンジ精神です。Peachは就航地も、運航便が飛行する航空路も着実に増え、環境が目まぐるしく変わるので、どんな変化にも適応し「新しいことに挑戦したい」という気持ちが必要です。もちろん容易なことではないのですが、その分刺激があり、成長できる環境であることを実感します。とにかく、そこで自分に何が出来るのかを考え、初めてのことでも行動に移す姿勢が大切です。
座右の銘